「愛車」簡単メンテ

(3)「愛車」のタイヤ交換をする際、「お得」に買うための情報を一まとめに!

タイヤ交換はお店任せでも、知っておきたい情報

タイヤはいろいろ情報が多すぎて調べたり、確認するのが面倒くさいものです。

それでも知っておくだけで、お得に買えたり、タイヤ寿命を延ばすことが出来たり、納得したお買い物(交換)ができる情報はあります。

「それでも、車の事とかよくわからないから、全てお店にお任せします…」といった事態はできるだけけたいですね。

ここでは、

①タイヤの種類…(1)季節・(2)サイズ・(3)メーカー

②タイヤ購入場所

③タイヤ交換にかかる費用

についての内容です。

タイヤ交換前に知っておくと、「タイヤを購入をする際、お得に購入できるかもしれない情報…」になってます。

①タイヤの種類ー(1)季節

季節によっての違い

「スタッドレスタイヤ」という言葉を聞いたことはあると思いますが、これがいわゆる「冬用タイヤ」です。

なら「スタッドレスタイヤ」であれば、「雪道でもへっちゃらなんでしょ?」って思ってられる方もいるみたいですが「すべりにくい構造」をしているだけであって、特に凍結した道路では「普通に滑ります」ので、勘違いをしないでください。

私も冬の氷点下の凍結高速道路で、強風にあおられスケートリンクの上かのような「横滑り」をしたことがあります。

車は真っすぐ進んでいるのに、突然「横移動」も開始するので、かなりの恐怖です。

もちろんですが、購入から2年目くらいの「スタッドレスタイヤ」を履いていました(幸い周りに他の車がいなかったので、事なきを得ました)。

少し話が逸れましたが、現在のタイヤ種類(季節)は大きく3種類に分けられます。

ノーマルタイヤ

別名(サマータイヤ)とも言い、冬以外の季節に装着するものです。

車の購入時にもこれを履いていますし、普段に履くタイヤですね。

スタッドレスタイヤ

先ほど説明したように、冬に履くタイヤです。

あまり雪の降らない地域では、「購入費用も交換費用もバカにならない…」と購入をためらう方も多いのが実情。

ですが、一つ注意しておいて欲しいのは、雪が降っているにもかかわらず「たまに降る雪だから仕方ない…」と言って、スタドレスタイヤを装着せず「ノーマルタイヤ」のまま出かけ、その結果、その車が立ち往生の原因を作ってしまう事があります。

この場合、悪質と判断を受ければ、道路交通法違反として罰金等の処罰対象となってしまいますのでご注意を!

オールシーズンタイヤ

最近増えだした「オールシーズンタイヤ」は、名前の通り全季節が有効です。

冬場の「スタッドレスタイヤ規制」も走行OK。

メリット:

1・履き替えの手間がない 2・価格も他シーズンタイヤと変わらない 3・「スタッドレスタイヤ規制(冬用タイヤ規制)道路」が走行可能

 

デメリット:

1・ノーマルタイヤより燃費が落ちる 2・スタッドレスタイヤの代わりはするが、冬用としての性能保証まではない 3・乗り心地や走行音を気にする人には不向き

①タイヤの種類ー(2)サイズ

タイヤには車ごとに指定されたタイヤサイズが存在します。

間違ったサイズを購入してしまいますと、タイヤホイールにはめ込むことが出来なくなってしまい装着が出来ません。

また、タイヤホイールにもサイズが存在していますので、タイヤホイールごと(セットで)交換する際は注意(よく確認)して購入しないと「車に装着不可!」となってしまい、装着できても異音や故障の原因になってしまいます。

インチアップやインチダウンのようにサイズを変更して、取り付けが出来ないこともないのですが、腕利きのメカニックでもない限り、指定サイズ以外は装着不可と考えて良いでしょう。

指定サイズは、助手席のグローブボックスに入っている取説(取扱説明書)や、新車購入時に検討資料としてみるカタログにも記載されています。

直接タイヤから確認することも可能

このタイヤでは、205/55R17とあります。

何も難しい事はありません。

このまま数値でネット検索しても、お店の方に聞いても理解してもらえます。

因みに205とは地面と接地するタイヤの幅・・・は区切り線・・・55は横から見たタイヤの幅・・・Rはラジアル(タイヤ構造)の意味・・・17はホイールのサイズ

ですが、これは覚えなくても大丈夫。

タイヤを見れば、サイズがわかるって事だけ知っていれば良いです。

タイヤの製造年月の表示について

X2816とありますが、Xは製造工場の識別・・・28は、その年の第何週目の製造であるか・・・16は製造年です。

したがってこのタイヤは、2016年7月3日~7月9日(28週目)の間の製造という事になります。

このタイヤサイズと製造年月は世界共通の表記です。

①タイヤの種類ー(3)メーカー

単純に国産か海外産かで分かれます。

各特徴の比較

国産タイヤ

メリット:

1・日本のタイヤは品質世界トップレベル 2・タイヤグレード(ランク)があり、こだわらなければ国産でも安価なタイヤもある

 

デメリット:

1・海外産と比較すると価格が高い

海外産タイヤ

メリット:

1・東南アジア系のメーカーだとかなり安価で入手可能 2・種類(メーカー)も豊富

 

デメリット:

1・国産と比較すると品質はかなり落ちる 2・欧米のメーカーであれば品質は高いが、値段も国産とあまり変わらなくなる

メーカー(企業名)

国産メーカー

ブリヂストン・ダンロップ/ファルケン・ヨコハマ・トーヨー等

海外産メーカー

欧米:ミシュラン・グッドイヤー・ピレリ等

 

東南アジア:ハンコック・ナンカン・マックストレック等

一般的に有名であるメーカーを主に挙げています(ここに挙げたメーカー以外にもあります)。

②タイヤの購入場所

専門店からガソリンスタンドまで、タイヤを販売しているお店はとても多いです。

全く同じタイヤでも価格はお店によってそれぞれで、ネット販売と店頭販売では結構な価格差があります。

単純にネット購入の方が安いです

ネットの方が製造から少し期間が経過したものを販売することが多かったですが、最近は製造したてのタイヤが届くこともあり、ネットのが単純にお得なことが多い。

ゴムは劣化はするものですし、買うならやはり新しいものが良いですよね。

しかし、倉庫管理(直射日光に当たらない)で、1年前まで程度の商品であれば大した問題は、ないと思います(それ以上前は新品としては品質が落ちるかもしれません)。

店頭購入であれば、先ほど画像で紹介したように直接確認できますし、ネット購入でも不安であれば、メール等で問い合わせをしたら教えてくれる場合もありました。

購入場所による比較

タイヤメーカー専門店

「タイヤ館」などの事で、ディーラー(トヨタや日産など)等もこの部類に含みます。

 

メリット:1・仕事が正確 2・アフターフォローも確実

 

デメリット:「セール」と書いてあっても、値段が高い。

オートバックス等

メリット:専門店と同じメリットで、専門店よりは安い。

 

デメリット:作業担当スタッフで作業に差が出る(やたらと時間がかかる等)。

ネット購入

メリット:1・安価で購入可能 2・種類も豊富

 

デメリット:1・タイヤが自宅に届き、交換作業のみお店に頼まないといけない(最近は交換作業店に直予約/直送できるものもあります) 2・種類・販売店が多く、調べるのが手間になる

③タイヤ交換にかかる費用

タイヤ交換にはタイヤの値段とは別に「タイヤ交換作業工賃」というものが存在します。

これは、本当に注意して欲しいのですが、広告等のはしっこに小さな字で「交換作業代金は別途必要になります」などと記載されている場合が多いです。

広告のタイヤに、大々的に記された値段は、単なるタイヤの価格であり、「装着・廃棄費用」までは含まれていない

その費用はタイヤ1本につき、交換作業工賃 ②バランス調整料 ③エアバルブ交換料 ④廃タイヤ処理料

の4つが必要です。

私の場合15年以上も前から、ネット通販でタイヤ購入をして、作業のみ家の近くの車検専門店で交換を依頼しています。

交換作業のみでも4本で15,000円くらい取られてしまいますが、それでも私の知る限りはネット購入の方がお得です。

タイヤ1本あたりの一般的な交換作業工賃(目安・・価格…私の場合です)

交換工賃(脱着+組替) 2,000円
バランス調整 500円(タイヤの回転を均一にする為)
エアバルブ交換 500円(ゴムなので一緒に交換しないとパンク原因になる為)
廃タイヤ処理料 500円(ごみとしては捨てられず、回収が有料な為)
×4本 合計金額15,400円(税込み)

お店によって金額は違いますが、タイヤ持ち込みの場合は、上記の価格程度のお店が多いです。

違うとは言っても「持ち込み交換か?店頭購入交換か?」でも価格は違い、お店によって「7,000円~20,000円」くらいまでの金額差がある。

また、タイヤサイズでも金額に差が出ます(タイヤが大きいほど作業も困難だからです)。

店頭で購入した場合は工賃の金額が比較的安く、タイヤサイズが大きい持ち込みタイヤの作業の場合金額は高くなります。

店頭購入であれば、工賃やタイヤ価格の値引きは期待ができるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

タイヤ交換とは言っても、買い方や買う場所等で数千円~数万円の価格差がすぐに出てしまうもの。

私の交換方法(お薦め)は、ネット購入+持ち込み取付です。

少しでもお得に購入したいのであれば、多少の下調べは行ってから購入を決めた方が良いと思います。

「どこで買ってどこで取り付けるのか?」を調べたり考えるのは、確かに手間な作業ですから、普通に店頭販売で任せるのが楽でしょう。

この記事では、「知っていたら、タイヤをお得に購入できるかも?」な内容。

手間を金額(お店任せ)で対処するか… оr ちょっとくらい手間でも、自分で検索してお得な方法を追求するか… の違いです。

購入時の参考にしてください。