「投資」超初心者

④.【投資】の世界に「絶対」はなく、常に自己責任です!!

「絶対もうかる」なら、きっとみんな買う

「絶対に儲かります」の甘い誘惑でだまされてしまった人は、その会社や商品が「詐欺」と確定して犯人が捕まれば失った金額が戻ってくるかもしれませんが、精神的損失は計り知れません。

「犯人が捕まらなかった」とか、そもそも「騙されたことに気が付いていない…」という事すらあります。

「あなただけに…」や、「これをしたら(買ったら)必ずもうかります!」のフレーズは、100%「詐欺」で間違いないです。

「投資」で必ず儲かるなら、世界中のみんなが、借金したってそれを購入するでしょう。

必ずもうかるなら、借金もその「儲かったお金で返せてしまう」と、考えるのが普通ですからね…

誰もが失敗したくないもの

何かを始めた時、それが失敗になってしまった時は誰もが「現実逃避」したくなり、出来るものなら責任も負いたくないものです。

それが金銭的損失ならなおさらですね。

「投資」の世界では「失敗」と言えば、購入していた商品の価値が、購入した価格よりも下がってしまう事だと思います。

いわゆる「元本割れ」という現象ですね。

これも詐欺に遭うことに次いで、ショックが大きな「事件」のようなものです。

これは今回のような「コロナショック」や過去にあった「リーマンショック」などで株価が大暴落してしまうことで、起きうる現実であります。

誰も責任は取らない

例えば、厚意にしている銀行員さんから勧められて始めた「投資」で、「~ショック」のような株価の大暴落が起き、その価値が見る度に下がり続けていたら、あなたはどうしますか?

「仕方ないか…」と、腹をくくれますか?

それとも「あんたを信じて購入したのに…」と、怒りにくれるでしょうか?

どちらにしても、その銀行員さんは「申し訳ありません…」と謝るくらいだと思います。

購入前に、確実に「重要書類」で確認をさせられているはずです。

「元本割れや損失等の保証はできませんから…」と。

最終的にはどんなに怒り狂っても、「投資とは、そうゆうものです」と決着することでしょう。

仮に、販売する会社や誰かが「損失責任を取ってくれる金融商品」があれば、「爆売れ間違いなし!」

だと私は思います。

しかし、どう考えてもそんなのは、現実的にありえない商品です。

やはり「投資」に関しては、全て自己責任が大前提

元本割れを防ぐには

「投資」の金融商品の中には「元本保証型」と言うものが存在します。

言葉の通り、株が大暴落したときでも元本(自分が「投資」に支払った金額…「拠出金」や「掛金」とも言う)だけは保証してくれます。

これが元本割れの防御方法ですね。

その代わりに、株価の急上昇等の好景気時でも、増え方は明らかに少ないです。

これは、暴落時の損失に備えて、好景気時に損失分をストックしておかなくてはならないからです。

安全資産ですが、相当長い期間好景気が続かない限り、結局は「預・貯金」に似たような感じになってしまう(長期間でもほとんど増えない)「投資」かも?しれません。

「損失」や「失敗」がどうしても恐怖に感じる方は、いつの時代も一番の絶対的安全「投資」の「預・貯金」ですね。

あまり増えませんけどね…

前の記事でも書きましたが、100万円銀行に預けて1年間で増える金額は10円とか20円くらいです。

まとめ

「投資」に関しては、常に自己責任で行わなくてはなりません。

これは、「誰も責任は取ってくれない」し、現実的に「取れない」からです。

「投資」で行った行為は、全部自分に降りかかってきます。

どんな理由を付けて他人を責めても、損失分のお金は戻ってきません。

少しずつでいいから、「投資」は学びながら行いましょう。

私自身も日々、学んでいる最中です。

それに、「ある程度理解」してから「投資」を始めると不安が少なくて済むでしょう。

「わからない」事が「不安」へと、そのまま結びついてしまいます。

私の「投資の初心者向け」の記事は、実際に「投資」やり方というより、そこに至る「準備」に当たる内容のものが多いです。

不安が解消できるかもしれない内容もありますので、合わせて読んでみてください。