家電の「長期保証」はどのようなもの?
家電を購入する際に、特に高額なモノであれば「長期保証」が付いているものが一般的に好まれます。
エアコンや洗濯機や冷蔵庫等は、最低でも10年は持って(使用できて)欲しい家電ですね。
そこで、登場するのが販売時に付属する5年や10年といった、長期間の保証システム。
店舗や金額(高額なモノ)によっては、始めから無料で付いている場合もあります。
近年は、「本体価格を安く見せる」理由だったり、わたしのように「必要がない」といった顧客に対応する理由だったりして「長期保証がオプション」になっていることが多いです。
しかし、家電には最初の1年は必ず「メーカー保証」が付いています(保証理由は初期故障の確率が高いためで、安価な製品では1年以下の場合もあります)。
「長期保証」とは、メーカー保証が終了した「その後の保証」です。
長期保証の金額は、購入する店舗(店舗ごとではなく、〇〇電気などの企業単位)で変わってきます。
保証金額に特に決まりまないのですが、例えば100,000円ぐらいのエアコン(家電)を購入した場合だと…
1年ごとで1,000円 + 消費税 = 1,100円程度であることが多いですね。
10万円くらいの商品で、目安になる「長期保証の金額」…(長期保証が商品価格に含まれていない場合)
3年間 | 3,300円 |
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5年間 | 5,500円 |
10年間 | 11,000円 |
本当におかしい「家電商品」は、1年以内に症状が出る?
ここは、わたしの経験談がもとになりますので、「必ずそうなる…というわけではありません…」という前提でお話しします。
家電も多少の、「アタリ・ハズレ」のようなものがあるのが実情でしょう。
しかし、わたしの45年間の人生経験(実体験や、友人知人等から見聞きしたものを総合的に)から判断しますと、家電の持ち(寿命)は多くの場合、使い方や扱い方に大きく起因します。
例えば、わたしの嫁さんの場合(悪口を言うのではありませんよ…)、スティック型の掃除機のパイプ部分はキズだらけ(そこら中に激突して突進する)ですし、「掃除機が壊れた」と言うので、バラしてみてみたら「ナイロン袋を」吸い込んで詰まっていたのです。
大げさな例を出しましたがこれは事実で、おそらく私が直さなければ修理に出すか、最悪処分してしまいそうな勢いでした。
それは、いわゆる「ハズレ」の症状とは全く別物で、扱い方の問題。
「ハズレ(誤作動、勝手に電源が落ちる等)」であるような商品であった場合、私の経験上「1年以内」にその症状は現れるものです。
数年も経過してから自然に起きる「誤作動」等は考えにくく、部品の摩耗や劣化による故障の可能性が明らかに高いのです。
もちろん、「その時のために保証に入るんだろう…」と思われる方もいるのではないかと思いますが、物を大切に扱う方や取説(取扱説明書)をよく読んで使用できる方は、この長期保証は必要ない保証であると言えるでしょう。
保証の内容をよく確認せずに「長期保証」に加入してしまった場合、実際は「扱い方や劣化に起因するもの」は保証の「対象外」の場合があります。
実際の「長期保証範囲はどこか?」を確認する
「長期保証」の内容はよく確認していますか?
基本的に「長期保証」の場合、「自然故障」したものが保証修理の対象になります。
例えば、パソコンであれば液体こぼれや、水没、落下、改造、誤扱いによる故障・損傷、コンピューターウイルス障害、災害による故障などは保証の「対象外」となります。
某、家電量販店の「長期保証」の規約内容(第5条の列挙品に関して)
参照:https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/muryouhosyou.html
ありがちな「破損理由」はほぼ全てと言っていいほど、「対象外」として除外されています(どこのお店も内容は、ほぼ同じです)。
結局、「自然に壊れた…」以外の保証はないのです。
先ほども書きましたが、本当におかしな商品(いわゆるハズレ商品)は、すぐにその症状を見せてくれるもの。
何年も経った後に、「自然に壊れる…」可能性は極めて低いのです。
何年も使用後に壊れてしまう場合は、誤扱いや落下などで破損させてしまう場合が多いでしょう。
そんな時にせっかく入っておいた保証が「対象外」な場合では、「長期保証」もただの「ムダ銭」、本末転倒です。
結局は、「有料保証」の場合が多い
わたしの、友人知人で「長期保証」商品を何年か使用した段階で、破損時に保証が効いて「無償修理」が出来たという人は、未だかつて聞いたことはありません。
エアコン、冷蔵庫、エコキュート、テレビの故障事例を聞いたことがありますが、有名な地元の家電量販店で購入したもので、「長期保証」に加入していた商品ですが、誰一人「長期保証(無償修理)」で「修理ができた…」という人はいないのです。
どの事例も、「長期保証期間内」であるにもかかわらず修理代と、場合によっては別途「出張料金」まで請求されています。
私も社会人になりたての頃、パソコンの液晶画面を誤って破損させてしまいまたが、「長期保証」は対象外でした。
もし、液晶画面を保証なしで修理した場合は、「10万円くらいかかりますね…」と言われたことを記憶しています。
約18万円したパソコンで、「長期保証」代金まで支払っていた商品でしたが、何年も使用後に10万円で修理しても、当時からパソコンは性能進化が速く、お店には15万円くらいで次世代の高性能パソコンが販売している状態です。
結局、その頃は不燃ゴミとして捨てれましたので、処分しました。
まとめ
高価なものを購入する時は、「何かあった時の安心」と一体でなければ不安である方は多いと思います。
「安心」・「安全」は、販売者側から購入者への最高の「購入感情刺激」ワードです。
そこに囚われていては、「本当に必要なもの」が見えてきません。
家電であれば、ルールで「1年間のメーカー保証」が確実に付属(安価な商品の場合は数か月の場合もあります)しています。
結論を言えば、家電購入時に必要な保証は、
「1年間のメーカー保証、それで十分(じゅうぶん)です」。
「長期保証」というものは、一種のムダ保険「販売者側の商品販売利益」の一部に過ぎないという事。
家電などを購入した場合は、「長期保証には加入せず」、「大切に扱う」ことが1番だと私は思っています。
生活に余裕があったり、「保証がなくて不安で眠れない…」とかなると大変ですので、強制するつもりはありませんし、「長期保証」に加入していても、その恩恵を受けられないことが全く無いわけでもありません。
私「個人の意見」であることもご理解した上で、ご検討ください。
インフレが家庭を直撃し、生活費の見直しが注目されている昨今では、「必要なもの」と「必要でないもの」の判断がとても重要です。
「支払わなくてもいいお金」は、「1円でも支払わない」ことを心がける必要があります。
このような「減らしても大丈夫な(問題ない)」支出を減らして、生活を安定させて行きましょう。