㊐・車検の「法定費用」までキャッシュレス払い!現金よりお得になる支払い方法とは!?
車検の「法定費用」までキャッシュレス払い!現金よりお得になる支払い方法とは!?
車検の「法定費用」もキャッシュレスで支払える時代に!
車検といえば、数万円から10万円以上の出費になることもある、自動車を所有するうえで避けられない維持費の一つです。
私自身、これまで何度も車検を受けてきましたが、以前は当たり前のように現金を用意していました。
というのも、車検の整備費用はクレジットカードで支払えても、**「法定費用だけは現金でお願いします」**という店舗が多かったからです。
ところが、最近は少し事情が変わってきました。
なんと、これまで現金払いが基本だった「法定費用」まで、クレジットカードやPayPayなどのスマホ決済で支払える店舗が登場しているのです。
私が車検を受けた店舗でも、法定費用をPayPayで支払うことができました。
これは、普段からキャッシュレス決済を活用している私にとって、非常にありがたい変化です。
なぜなら、支払い方法によっては、車検という避けられない出費でもポイント還元を受けられる可能性があるからです。
ただし、ここで注意したいことがあります。
「キャッシュレスで支払えること」と「ポイントが付くこと」は、必ずしも同じではありません。
今回は、車検の法定費用の仕組みから、キャッシュレス決済のメリット、ポイント還元の注意点、車検費用を抑える方法まで、わかりやすく解説します。
そもそも車検の「法定費用」とは?
車検費用は、大きく分けると次の2種類になります。
①法定費用
②車検基本料・点検整備費用
このうち、法定費用とは、車検の際に必要となる税金・保険料・検査手数料のことです。
具体的には次の3つです。
①自賠責保険料
自賠責保険とは、自動車損害賠償責任保険の略で、自動車を運行する際に加入が義務付けられている保険です。
交通事故の被害者を救済することを主な目的としています。
補償対象は原則として対人事故であり、物損事故や自分自身のケガなどは対象になりません。
そのため、自賠責保険だけでは十分とはいえず、一般的には任意の自動車保険と組み合わせて備えます。
通常、自家用乗用車の継続車検では24か月分の保険料を支払います。
②自動車重量税
こちらは、文字どおり税金です。
自家用乗用車の場合、主に車両重量によって金額が変わります。
ただし、単純に重たい車ほど税金が高いというだけではありません。
新車登録からの経過年数や、エコカー減税の適用状況によっても税額が変わります。
例えば、一般的な自家用乗用車では、新車登録から13年・18年を経過すると税負担が増える場合があります。
なお、軽自動車の重量税は普通乗用車と計算方法が異なります。
③検査手数料(印紙代など)
車検の検査や審査に必要となる手数料です。
一般的には「印紙代」と呼ばれています。
こちらは税金ではなく、検査に関する手数料です。
また、金額は全国一律で同じというわけではありません。
指定工場での検査なのか、運輸支局などへ車両を持ち込むのか、電子申請を利用するのかなどによって異なります。
2026年4月には検査手数料の改定も行われています。
つまり、法定費用とは「自賠責保険料+自動車重量税+検査手数料」の合計なのです。
法定費用は、どのくらいかかる?
例えば、車両重量1.0トン超~1.5トン以下の自家用乗用車で考えてみます。
新車登録から13年未満で、エコカー減税の対象外という条件です。
2026年11月1日以降に始まる自賠責保険契約で、指定工場の窓口申請を利用する場合の一例です。
| 法定費用の項目 | 金額 |
|---|---|
| 自賠責保険料(24か月) | 18,560円 |
| 自動車重量税(2年分) | 24,600円 |
| 検査手数料 | 2,100円 |
| 合計 | 45,260円 |
※車種、登録年数、保険期間、申請方法などで金額は変わります。
この例では、整備費用とは別に約4万5,000円の法定費用が必要です。
以前なら、この部分だけ現金を用意する必要がある店舗も多かったのですが、現在は店舗によってキャッシュレス決済が選べるようになっています。
車検の法定費用までキャッシュレス払いできる理由
そもそも、なぜ法定費用だけ現金払いだったのでしょうか?
理由の一つが、店舗側の決済手数料の負担です。
例えば、整備工場が4万円の法定費用を立て替え、お客さんからクレジットカードで4万円を受け取ったとします。
仮に店舗側の決済手数料が3%なら、1,200円の負担が発生します。
整備費用とは違い、法定費用そのものは店舗が自由に価格を決められるものではありません。
そのため、法定費用を現金で受け取る運用が一般的でした。
しかし、キャッシュレス決済の普及によって、法定費用も含めてカードやスマホ決済を受け付ける店舗が出てきています。
また、2023年1月からは、国の自動車検査登録手続きにおいて、自動車重量税や検査登録手数料などのクレジットカード納付制度も導入されています。
ただし、こちらは店舗のレジで車検代金を一括決済する仕組みとは異なります。
自賠責保険料も一緒に納付できるわけではなく、重量税のカード納付には別途システム利用料が必要です。
私たち利用者にとってわかりやすいのは、店舗が法定費用を含めた車検代金全額のキャッシュレス決済に対応しているかどうかです。
なお、現在でも法定費用は現金のみという店舗は少なくありません。
「車検のクレジットカード払いOK」と書かれていても、全額が対象とは限らないため、事前確認が必要です。
キャッシュレス払いなら、車検でもポイントが貯まる?
ここが今回、特にお伝えしたい部分です。
車検はまとまった出費になるため、仮に1%でもポイントが還元されれば、それなりの金額になります。
例えば、車検代金が10万円だった場合です。
| ポイント還元率 | 還元ポイント |
|---|---|
| 0.5% | 500ポイント |
| 1.0% | 1,000ポイント |
| 1.5% | 1,500ポイント |
| 2.0% | 2,000ポイント |
※1ポイント=1円相当として計算した例です。
同じ10万円を支払うのであれば、現金払いで何も還元されないより、1,000円相当のポイントが戻ってきた方がうれしいですよね。
しかも、車検は定期的に必要となる支出です。
新車の自家用乗用車は原則として初回3年、その後は2年ごとに車検を受けます。
1回あたりの還元額は小さくても、長期間で考えれば無視できない金額になる可能性があります。
ただし、PayPayなら必ずポイントが付くわけではない
ここは誤解しやすい部分です。
PayPayなどのスマホ決済では、支払い先や支払い方法によってポイント付与の対象外となる場合があります。
また、税金の請求書払いなどは、通常の店舗決済とポイントの扱いが異なります。
つまり、「税金をPayPayで支払ったからポイントが付く」という単純な仕組みではありません。
車検店舗での支払いが通常の加盟店決済として扱われ、ポイント付与の条件を満たしていれば、還元される可能性があります。
一方で、店舗の決済区分やキャンペーン条件によっては対象外になることもあります。
PayPayジャンボなどの抽選キャンペーンについても、対象店舗・対象取引・支払い方法などの条件が設定されています。
法定費用を含む車検代金が、必ずキャンペーン対象になるとは限りません。
そのため、ポイント還元率だけを見て判断せず、利用する決済サービスの最新条件を確認することが大切です。
私が実際に車検を受けたときの支払い例
私自身、以前(2023年)受けた車検では、法定費用を含めた支払いにPayPayを利用しました。
そのときの実際の請求明細と、ポイント還元の記録がこちらです。
このときは、車検費用に対して約2%相当のポイント還元を受けることができました。
支払い方法を変えただけで、ポイントが戻ってきたわけです。
もちろん、車検そのものが安くなったわけではありません。
しかし、現金払いでは得られなかったポイントが付いたことで、実質的な負担を減らすことができました。
ただし、これは当時の私自身の利用実績です。
㊟現在も同じ店舗・同じ決済方法で2%還元されることを保証するものではありません。
今後利用する場合は、最新のポイント付与条件を確認する必要があります。
車検は、どこで受けるのがお得?
車検を受けられる場所には、主に次のような種類があります。
①自動車ディーラー
トヨタやホンダなどの正規販売店です。
メーカーや車種に詳しく、純正部品を使った整備や、メーカー独自の点検サービスなどを受けられるのが特徴です。
一方、予防整備を含めた見積もりになる場合もあり、費用が高くなることがあります。
②車検専門店
短時間で車検を完了できる店舗があり、費用や作業時間を重視する人に向いています。
私自身も、できるだけ車を長期間預けず、その日のうちに乗って帰れる店舗を好んで利用しています。
ただし、追加整備が必要になれば、当日中に完了できない場合もあります。
③中古車販売店・整備工場
中古車販売店に併設された整備工場や、地域の自動車整備工場でも車検を受けられます。
整備内容や料金体系、車両を預ける期間は店舗によって異なります。
④カー用品店
オートバックスなどのカー用品店でも車検を受けられます。
部品交換やメンテナンスをまとめて依頼しやすいのがメリットです。
ただし、同じチェーンでも店舗によって対応できる整備や支払い方法が異なる場合があります。
私が車検店舗を選ぶ条件
私が重視しているのは、主に次の3つです。
①法定費用を含めてキャッシュレス決済できること
②必要以上に車を預けず、短時間で車検が完了すること
③整備内容と費用を明確に説明してもらえること
特に、法定費用までキャッシュレスで支払える店舗は魅力的です。
ただし、ポイント還元のためだけに高い店舗を選んでしまっては本末転倒です。
ポイント還元よりも、車検総額の比較が大切!
例えば、次の2店舗があったとします。
| 比較項目 | A店 | B店 |
|---|---|---|
| 車検総額 | 90,000円 | 95,000円 |
| 支払い方法 | 現金のみ | 全額クレカ対応 |
| ポイント還元率 | 0% | 1% |
| ポイント還元 | 0円 | 950円 |
| 実質負担額 | 90,000円 | 94,050円 |
※説明用の仮定であり、整備内容は同一とします。
B店では950円相当のポイントが貯まりますが、それでもA店の方が4,050円安くなります。
つまり、「ポイントが付く=最もお得」ではありません。
車検を受ける際は、整備内容をそろえたうえで総額を比較し、最後にポイント還元を考えるのが合理的です。
車検時の「予防交換」も、費用を左右する
車検費用を抑えるためには、支払い方法だけでなく、整備内容の確認も大切です。
車検時の整備には、大きく分けて次の2つがあります。
①保安基準を満たすために必要な整備
②現時点では車検に通るものの、故障や劣化を防ぐために推奨される整備
例えば、ブレーキ部品の摩耗が基準を超えていれば、修理や交換が必要です。
一方、現時点では基準を満たしていても、次の車検まで安全に使用できるか不安がある部品について、早めの交換を提案されることがあります。
このような予防交換は、必ずしも無駄な整備ではありません。
しかし、すべてを無条件で受け入れる必要もありません。
見積もりで気になる項目があれば、
「これは今回の車検に通すために必要な整備ですか? それとも予防交換ですか?」
と確認してみることをおすすめします。
また、車検に合格することと、その後2年間故障しないことは別です。
オイル交換やタイヤの状態確認など、日常のメンテナンスも欠かせません。
安全性を犠牲にせず、必要な整備と予防整備を理解して判断することが、結果として無駄な支出を抑えることにつながります。
キャッシュレス対応店舗を探す際の注意点
車検を予約する前に、支払い方法を確認しておきましょう。
特に重要なのは、単に「クレジットカード対応」と書かれているかどうかではありません。
「法定費用を含めた車検代金の全額を、キャッシュレスで支払えますか?」
という点です。
また、次の内容も確認しておくと安心です。
- 法定費用もクレカ・PayPayなどの対象になるか
- 利用できるカードブランドやスマホ決済の種類
- 一括払いの場合に追加手数料が発生しないか
- ポイント付与やキャンペーンの対象になるか
- 法定費用を車検当日に現金で前払いする必要がないか
店舗によっては、整備費用だけカード払いができ、法定費用は現金払いというケースもあります。
また、以前はPayPayで全額決済できた店舗でも、決済端末や運用方法の変更によって、法定費用が現金払いに戻ることもあります。
過去にキャッシュレス決済ができたからといって、現在も同じとは限らない点には注意が必要です。
まとめ/車検も「支払い方法」でお得になる時代
車検は、自動車を所有する以上、避けて通ることのできない出費です。
特に法定費用は、基本的に自分の判断で削減できるものではありません。
だからこそ、同じ金額を支払うのであれば、少しでも有利な方法を選びたいところです。
以前は現金払いが当たり前だった法定費用も、現在ではキャッシュレス決済に対応する店舗が登場しています。
そして、決済方法や利用条件によっては、整備費用だけでなく法定費用を含めた支払いでポイント還元を受けられる可能性があります。
ただし、すべての店舗で対応しているわけではなく、ポイント還元も必ず受けられるものではありません。
私自身、車検店舗を選ぶ際には、費用や整備内容だけでなく、法定費用までキャッシュレス決済できるかどうかも確認するようにしています。
車検代金は、支払わなければならないお金。
それなら、支払い方法にも目を向けて、少しでもお得に利用したいものです。
これから車検を受ける予定の方は、ぜひ店舗を予約する前に「法定費用もキャッシュレスで支払えるか」を確認してみてください。
ちょっとした確認だけで、これまで得られなかったポイント還元につながるかもしれません。






