日常の生活術

23・家電の【長期保証…5年・10年保証】は、必要なものなのか?

家電の「長期保証」はどのようなもの?

家電を購入する際に、特に高額なモノであれば「長期保証」が付いているものが一般的に好まれます。

エアコンや洗濯機や冷蔵庫等は、最低でも10年は持って(使用できて)欲しい家電ですね。

そこで、登場するのが販売時に付属する5年や10年といった、長期間の保証システム。

店舗や金額(高額なモノ)によっては、始めから無料で付いている場合もあります。

近年は、「本体価格を安く見せる」理由だったり、わたしのように「必要がない」といった顧客に対応する理由だったりして「長期保証がオプション」になっていることが多いです。

しかし、家電には最初の1年は必ず「メーカー保証」が付いています(保証理由は初期故障の確率が高いためで、安価な製品では1年以下の場合もあります)。

「長期保証」とは、メーカー保証が終了した「その後の保証」です。

長期保証の金額は、購入する店舗(店舗ごとではなく、〇〇電気などの企業単位)で変わってきます。

保証金額に特に決まりまないのですが、例えば100,000円ぐらいのエアコン(家電)を購入した場合だと…

1年ごとで1,000円 + 消費税 = 1,100円程度であることが多いですね。

10万円くらいの商品で、目安・・になる「長期保証の金額」…(長期保証が商品価格に含まれていない場合)

3年間 3,300円
5年間 5,500円
10年間 11,000円

 

本当におかしい「家電商品」は、1年以内に症状が出る?

ここは、わたしの経験談がもとになりますので、「必ずそうなる…というわけではありません…」という前提ぜんていでお話しします。

家電も多少の、「アタリ・ハズレ」のようなものがあるのが実情でしょう。

しかし、わたしの45年間の人生経験(実体験や、友人知人等から見聞きしたものを総合的に)から判断しますと、家電の持ち(寿命)は多くの場合、使い方や扱い方に大きく起因します。

例えば、わたしの嫁さんの場合(悪口を言うのではありませんよ…)、スティック型の掃除機のパイプ部分はキズだらけ(そこら中に激突して突進する)ですし、「掃除機が壊れた」と言うので、バラしてみてみたら「ナイロン袋を」吸い込んで詰まっていたのです。

大げさな例を出しましたがこれは事実で、おそらく私が直さなければ修理に出すか、最悪処分してしまいそうな勢いでした。

それは、いわゆる「ハズレ」の症状とは全く別物で、扱い方の問題。

「ハズレ(誤作動、勝手に電源が落ちる等)」であるような商品であった場合、私の経験上「1年以内」にその症状はあらわれるものです。

数年も経過してから自然に起きる「誤作動」等は考えにくく、部品の摩耗まもう劣化れっかによる故障の可能性が明らかに高いのです。

もちろん、「その時のために保証に入るんだろう…」と思われる方もいるのではないかと思いますが、物を大切に扱う方や取説(取扱説明書)をよく読んで使用できる方は、この長期保証は必要ない保証であると言えるでしょう。

保証の内容をよく確認せずに「長期保証」に加入してしまった場合、実際は「扱い方や劣化に起因するもの」は保証の「対象外・・・」の場合があります。

実際の「長期保証範囲はどこか?」を確認する

「長期保証」の内容はよく確認していますか?

基本的に「長期保証」の場合、「自然故障」したものが保証修理の対象になります。

例えば、パソコンであれば液体こぼれや、水没、落下、改造、誤扱いによる故障・損傷、コンピューターウイルス障害、災害による故障などは保証の「対象外・・・となります。

某、家電量販店の「長期保証」の規約内容(第5条の列挙品に関して)

参照:https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/muryouhosyou.html

ありがちな「破損理由」はほぼ全てと言っていいほど、「対象外・・・として除外されています(どこのお店も内容は、ほぼ同じです)。

結局、「自然に壊れた…」以外の保証はないのです。

先ほども書きましたが、本当におかしな商品(いわゆるハズレ商品)は、すぐにその症状を見せてくれるもの。

何年も経った後に、「自然に壊れる…」可能性は極めて低いのです。

何年も使用後に壊れてしまう場合は、誤扱いや落下などで破損させてしまう場合が多いでしょう。

そんな時にせっかく入っておいた保証が「対象外」な場合では、「長期保証」もただの「ムダ銭」、本末転倒です。

結局は、「有料保証」の場合が多い

わたしの、友人知人で「長期保証」商品を何年か使用した段階で、破損時に保証が効いて「無償修理」が出来たという人は、未だかつて聞いたことはありません。

エアコン、冷蔵庫、エコキュート、テレビの故障事例を聞いたことがありますが、有名な地元の家電量販店で購入したもので、「長期保証」に加入していた商品ですが、誰一人「長期保証(無償修理)」で「修理ができた…」という人はいないのです。

どの事例も、「長期保証期間内」であるにもかかわらず修理代と、場合によっては別途「出張料金」まで請求されています。

私も社会人になりたての頃、パソコンの液晶画面を誤って破損させてしまいまたが、「長期保証」は対象外でした。

もし、液晶画面を保証なしで修理した場合は、「10万円くらいかかりますね…」と言われたことを記憶しています。

約18万円したパソコンで、「長期保証」代金まで支払っていた商品でしたが、何年も使用後に10万円で修理しても、当時からパソコンは性能進化が速く、お店には15万円くらいで次世代の高性能パソコンが販売している状態です。

結局、その頃は不燃ゴミとして捨てれましたので、処分しました。

まとめ

高価なものを購入する時は、「何かあった時の安心」と一体でなければ不安である方は多いと思います。

「安心」・「安全」は、販売者側から購入者への最高の「購入感情刺激」ワードです。

そこにとらわれていては、「本当に必要なもの」が見えてきません。

家電であれば、ルールで「1年間のメーカー保証」が確実に付属(安価な商品の場合は数か月の場合もあります)しています。

結論を言えば、家電購入時に必要な保証は、

「1年間のメーカー保証、それで十分(じゅうぶん)です」。

「長期保証」というものは、一種のムダ保険「販売者側の商品販売利益」の一部に過ぎないという事。

家電などを購入した場合は、「長期保証には加入せず」、「大切に扱う」ことが1番だと私は思っています。

生活に余裕があったり、「保証がなくて不安で眠れない…」とかなると大変ですので、強制するつもりはありませんし、「長期保証」に加入していても、その恩恵を受けられないことが全く無いわけでもありません。

「個人の意見」であることもご理解した上で、ご検討ください。

インフレが家庭を直撃し、生活費の見直しが注目されている昨今では、「必要なもの」と「必要でないもの」の判断がとても重要です。

「支払わなくてもいいお金」は、「1円でも支払わない」ことを心がける必要があります。

このような「減らしても大丈夫な(問題ない)」支出を減らして、生活を安定させて行きましょう。