「投資」超初心者

⑮.【預・貯金(銀行口座)】と【投資(証券口座)】、「口座」の中身はこんなに違う!!!

現在の「預金口座」

10月1日にふと、「預金口座」を見てみたら、受取利子が付いているではありませんか。

その額なんと2円!

これが現在、私の通帳残高で銀行に預けていた場合の利息です。

比較して例えるなら「証券口座」でいう「分配金」などにあたる部分ですが、実際は、銀行に「お金を預けているだけ」ですので違います。

銀行の場合は、預入に「当銀行を選んでくれてありがとう…」の気持ち程度のプレゼントです。

これが約30年前のバブル期では、「銀行預金」の金利が年利6.0%の時代もあったりして、現代のような「投資」なんて不要な時代でした。

銀行に100万円預けていれば、1年で60,000円増えるということです。

当時は、預金 ≒ 投資 の将来安心なシステムが構築されていたのと同じ。

このことを知れば、私たちの親世代が、猛烈もうれつな「預・貯金信者」であることがよくわかります。

昔はこんな夢のような素晴らしい金利で、預金できていたのですから。

因みに、現在の普通預金の金利は、年利0.001%です。

先ほどの2円も、私の現在の預金額の約53万円に対しての金額で、年2回に分けて支払われるので2円(1円未満切捨て)になります。

正直、嬉しいとは言いがたい金額です。

現在の「証券口座」

10月1日に、こちらの「投資」に利用している、「証券口座」の様子も確認しました。

私の「つみたてNISA」の口座状況ですね。

こういうものはあまり見せたくないのですが、「初めて1年数か月程度であるし、比較対象としてはわかりやすいのではないか…」と思ったので、お見せします。

現在の投資額約43万円に対して、評価損益です。

単純に…

単純に、50万円を「預・貯金」していたら、現在の利益は2円。

50万円を「投資」していた場合、現在の利益は48,719円なのです必ずそうなるわけではありません!)。

もちろん「投資」の世界に「絶対」はありませんので、私と同じ時期に「つみたてNISA」を開始した人の中には、今現在マイナス益で移行している人もいるでしょう。

当然、私よりも評価益が大きい人もいます。

購入する「証券会社」や「投資商品」、「購入金額」、「購入方法」等によって人それぞれの違う結果になりますので、「投資」を行うことで、他人と似たような結果にはなっても、全く同じ結果なることはありません。

ただ、「預・貯金」の場合は前日(9月30日)までに入金していれば、2円が手に入ります。

しかし「投資」の場合はそうはいきません。

私が「つみたてNISA」を始めたのが2021年9月(多分…)でしたので、そこから毎月コツコツ、その名の通り「つみたて」てきた結果がこれなわけです。

前日(9月30日)に「投資」で43万円入金しても、この金額が突然増えるわけではありません(ただ、可能性は0ではありませんがかなり低いでしょう)。

経済ニュースが明るくても、暗くても、ただただ「コツコツ毎月積み立てる」ことで、良い結果になる可能性が高くなります。

正しい知識で、正しく「投資」をすれば、お金を増やせる可能性大。

まさに、「お金に働いてもらう」訳です。

しつこく言いますが、「必ずではない!」

「投資」=「利益確実」と感じてしまうような記事内容ですが、かん違いされないように、何度もしつこく言わせてもらいますが、「必ずお金が増えるわけではありません。」

例えば、投資額500,000円で、評価損益10%(評価額550,000円)だった日があったとして、翌日たった1日で投資額500,000円が、評価損益ー10%(評価額450,000円)まで下がってしまう日だってあるかもしれません。

長い期間下がり続けることだってあります(NISAや、つみたてNISAなどでは、相場大暴落時でも評価額がー50%以上とか0円になってしまうような可能性のある商品はないと思いますが…)。

自分の資産が目に見えて減っていくことほど、気分が「モヤモヤ・イライラ」してしまうこともないでしょう?

そんな時でも、強い意志をもってホールドし続ける覚悟も必要です。

世界の経済活動が発展していく限り、またいつか相場が上昇に切り替わる日も来ます。

そんな時、現状の「資産」が目減りする恐怖のあまり、「マイナス評価でもこれ以上のマイナスは耐え難い…」と、「投資」した商品を売ってしまって「投資」自体を止めてしまっていた…という人も中にはいるのです。

結果的に、その後に起きた経済回復時に評価額が急上昇する時期を逃し、「投資の旨味を味わえなかった…」という人が実際にいます。

まとめ

因みになのですが、この口座のスクショをした2022年10月1日付近は、経済は「下落相場のまっただ中」でした。

そんな中でもプラス評価のまま推移出来ているのは、「SBI証券」が信頼できる証券会社であることと、「コロナショック(相場大暴落時)」後の「相場回復期」に運良く「つみたてNISA」を開始できたのが大きな理由だと、私は思っています。

なので、始めるタイミングで多少の運や不運は影響があるのかもしれません。

逆に、私がしたものでタイミングが悪かったものもあります。

少し前(今年の7月頃)に「ロボアドバイザー」の「THEО⁺docomo」で、「ポイント投資+おつり投資」も始めたのですが、ここでは開始から「マイナス評価日」の方が多く、現在もほぼマイナス状態のまま推移しています。

ですが、投資金額も少なく「ロボアドバイザー」の実力も知りたいので、しばらくは静観してみるつもりです。

「投資」に関しての歴史を見れば、楽観視してはだめですが、過度に心配ばかりする必要もありません。

正しい場所に正しく投資を行っていれば、失敗する可能性はかなり低くなるでしょう。

その中の一つとして「S&P500」というものがまります。

この「S&P500」に連動する商品(商品にこの名前が入っている)は、信用度が高いです。

ただ、私も投資のプロではありません・・・・・のでそこはご理解の上、ご自身で責任をもって買い付けをお願いします。

グラフを見れば下降期はあるものの、長期的に見れば「右肩上がり」で推移しています。

参考チャート

参考:SBI証券HPよりhttps://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001ControlOutSide=on&getFlg=on&burl=search_domestic&cat1=domestic&cat2=none&dir=info&file=domestic_info201109_ishares01.html

ただ「預・貯金」で銀行に置いておくよりも、「証券口座」で少額からでも「投資」を開始した方が、資産が増える可能性が高いのが、おわかりいただけたのではないでしょうか?

「投資」は、誰かに頼んでしてもらう事でもないですし、それをすると「ボラれた」り、「だまされた」りしてしまう可能性が出てきてしまいます。

「自分で学ぶ意識をもって、自分の意志で、そして自分の手で開始」するのが好ましいです。

見ているだけでは何も変わらないので、「小さくコツコツ」始めてみるのが良いかもしれません。