日常の生活術

2・【レーシック】手術で、視力の回復状態が長持ちしないのは本当か?

私自身「レーシック手術」をしています

私は30歳の時に「レーシック手術」を行いました。

今年は45歳になる年なので、レーシック手術から15年目を迎えようとしています

結論から述べてしまいますと、「レーシック手術に後悔が一切ない」のと、「未だに効果は続いている」のが実状。

「レーシック手術」とは、「角膜矯正手術」とも呼ばれていて、簡単に説明すると、目の角膜をレーザーで削ることで角膜を矯正して視力を整える手術です。

私の手術前の視力は0.1であり、しかも「この状態でよく何も付けずに生活できてたね…」と言われた程(当時はメガネをたまにかける程度で過ごしていた)でした。

その時の手術後は両眼共に1.0まで回復。

現在の視力は0.5~1.0くらいです。

「なぜそんなに開きがあるか?」と聞かれそうですが、現在の仕事が2交代勤務なので、健康診断のタイミングや体調等で見え方が変わってしまい、検査のたびに視力が変化してしまっているのが原因だと思っています。

平均すると0.7~0.8くらいが普段の(実際の)視力でしょうかね…

最近は、回復手段の選択肢も増えた

私が「レーシック手術」を行った当時は視力の強制手段と言えば、「メガネ」か「コンタクトレンズ」がメインで、「レーシック」は選択肢としては挙がりませんでした。

たまたま、ネットサーフィンで見かけた「レーシック」の広告が目に留まり、調べていくうちに「コンタクトだって目に異物に近いもの(実際は違います…)を入れてるんだから…」と、私は「レーシック」を決心

周りは目が悪くても「レーシック」なんて言葉も知らない人たちばかりで、「大丈夫なの?」と心配ばかりされたのを覚えています。

現在は「ICL(眼内コンタクトレンズ)」という選択肢もできました。

これは、簡単に説明すると、目の角膜にコンタクトレンズをはめ込んでしまう手術です。

「メガネ」だけは見た目が変わる道具でありますので、今回は外観を変えずに視力を回復される手段として、このンタクトレンズ」・「レーシック」・「ICL」の3種類でいろいろ比較していきたいと思います。

各、メリットとデメリット

コンタクトレンズ

メリット:1・自分で付け外しするので、比較的安全 2・視力の変化があっても、すぐに調整が効く

 

デメリット:レーシック手術」で約4年、「ICL手術」で約8年以上回復効果が続いた場合、「コンタクトレンズ」の方が経済的損失が大きくなる(年数はおおよそです)

レーシック

メリット:1・価格相場が落ち着き20万円前後で視力回復ができる 2・歯科矯正のようなものなので、回復後は普段の生活ができる

 

デメリット:1・手術後の視力安定まで1週間程度かかる場合がある 2・人によっては数年で視力が元に戻り始める(これは私の個人的な見解ですが、回復後にTVを観るのが近いなど、生活習慣が視力が悪い時のままだと元に戻ってしまう可能性が高いのだと思います)が、何度も調整(手術)はできない

ICL

メリット:1・簡単言うと、目にコンタクトレンズを埋め込んでしまう手術だが、レーシックと比較すると安全ではある 2・嫌になれば取り外すことも可能

 

デメリット:約50万円かそれ以上の所も多く、かなり高額な治療である

以上が単純な比較です。

経済的理由でも、選ぶものは変わる

コンタクトレンズ

毎月3,000円~6,000円程度の負担であり、サブスクのような感じで一見経済的負担は少ない。

メリット、デメリットでも書いたように年数が一定の期間を超えると経済的損失は他の2つの手術よりも大きくなる。

レーシック

金額はだいたい20万円程度で落ち着いてはいるが、金額(料金)に決まりはなく40万円近くやそれ以上のところもある。

安全面では大きな問題はないが、そもそも手術が出来ない人や、出来ても効果(回復期間が)が短い人もまれにいる。

基本的には再手術はできない(身体にもともとあるものをレーザーで削って矯正する為、再手術はしないほうが良い)。

ICL

金額は50万円程度の場所が多く感じます。

これも金額(料金)に決まりはありませんので、70万円くらいの所もあります。

安全面は特に問題がなく、合わなければ取り外すという選択肢もあり、再手術も可能。

これはほぼ、金銭的余裕のある場合の選択肢になりそうですね。

まとめ

この他にも詳しく調べていけば、違いはたくさんあると思いますが、ここは治療の紹介サイトではありませんので、私自身が「レーシック手術をして良かった…」という事と、「他にもこんなのがありますよ…」という事がわかってもらえたら大丈夫です。

「レーシック手術」と聞くと「手術」の言葉に囚われてしまいがちですが、実際は目は目薬の麻酔で、まぶたは閉じてしまわぬ様に器具でしっかりと固定されます。

手術自体も高額な医療機械がほぼ自動で行いますので、私の知る限り「手術での失敗(失明)」は無かったです。

「レーシック」においていろいろと問題や不満が噴出している部分は、手術後に炎症を起こしてしまい、視力が安定するまでに時間がかかったりすることに起因します。

これに関しては運(病院や体調等)・環境(花粉や黄砂等)などの理由も影響してくるので、一概に誰がなりやすいとかは、わからないです。

術後すぐに仕事に行ったり普段の生活をしたいのに、炎症で目を開けたら眩しかったり、ピントが合わなかったりすることがあるので、経過に不満を持たれる方が多いのだと感じています。

基本的には時間経過とともに(一週間程度)治っていくものです。

10年くらい前だったと思いますが、「銀座レーシック」で集団訴訟が起きた際も、衛生面の不備から炎症を起こす方が多く、また、炎症が起きている期間が長かったりしたので、「失明の危険もある」と報道されていました。

手術も金額だけで判断せず、「どうして安いのだろうか?」を調べてみたり、病院の評判や実際に受けたことのある方に話を聞くのも不安の解消につながると思います。

「安い=正しい選択」ではありません・・・・・ので、もし「やってみようかな?」とお考えの方はしっかりとその辺をご検討ください。

記事の冒頭にも書きましたが、私は「レーシック手術」を受けて後悔はおろか、本当に心から「やって良かった…」と思っています。

今は、回復状態をこのままずっと維持できるように、普段の生活習慣や物を見る距離など注意して行くだけです。