『投資』とは、どのようなものを指す?
言葉の意味を簡単に表現すると、
未来の資本を増加させるために現在の資本を投じる活動のことを指します。
例えば、弁護士の資格を取るために猛勉強に励む行動も、広い意味では『投資』です。
何もお金だけではなく、人生の貴重な時間を資格取得のための勉強に投じている訳ですから、これは立派な『投資』に該当します。
そして、結果が必ずしも“成功”だけではないという事です。
資格試験「合格」という「成功」の未来もあれば、「不合格」といった「失敗」と呼べる未来も訪れる可能性もそこには共存しています。
これがリスク(不確実性)と呼べる部分です。
資産運用だけじゃない、『投資』の種類
何となくでもイメージしている通り、将来その価値が増える事を信じ、自分の貯蓄や給料から金融商品を購入する行為です。
現在取り組んでいるものが、将来の生活を豊か(収入アップ等)にする事を予測してする行動です。
大きく2つに分けられます。
経済的余裕がなくても、すべき『自己投資』
「経済的に余裕がないから…」と嘆いて何もしないのは、もったいないと感じます。
「自己投資」は、金銭的負担はほとんど無しで開始可能だからです。
ただただ、興味のあることを図書館など本で「読書をする」だけでも知識は増え、行動を起こすきっかけにもなります。
1冊や2冊読んだだけでは変わらないかもしれません。
が、それが5冊…10冊となっていけば知識や知識についての自信も備わって、意識もかわり行動もかわる可能性があります。
例えば、FP(ファイナンシャルプランナー)に興味を持ち、それに関する書籍(本)を10冊も読めば、FPについての知識はかなりのものになっている筈です。
もしかしたら、FP3級資格程度の知識は習得できてしまうかもしれません。
経済的負担をしなくても自己投資する方法はいくつも存在します。
行動を変えれば、未来は少しづつでも変わってくるでしょう。
『自己投資』が大切な理由
自己投資と言っても、種類や行動はたくさんあり、どれが正しいわけでもありません。
どの行為や行動が正しいかは人それぞれですし、みんなが成功できる方法であれば、既にみんなやっています。
「失敗」を恐れず、とりあえずやってみるしか方法はありません。
先にも述べましたが、「資産運用」は金銭的、経済的に余裕が生まれてこないとなかなか一歩が踏み出す勇気が出てこない行動です。
けれど、「自己投資」は経済状況の影響は少なく、完全に自分次第。
自分の意志さえそこにあれば、行動を起こせます。
まとめ
ひとえに「投資」と言っても、それの指し示す意味は広範囲に及びます。
言葉の意味はこの記事の冒頭の通りです。
今回私が一番伝えたかったことは、必ずしも「投資」=「金銭負担」ではないという事。
また、「投資」=「ギャンブル」でもありません。
個人的な見解で感覚的な表現になってしまいますが、私は、「投資」≒「未来の生活を豊かにする行動」と捉えています。 (≒ は、おおよそ正しいという意味などで使われます。)
そこには未来に対して「ムダ」になってしまう可能性のある行為の「リスク」が、いつでも付きまとっていることでしょう。
「リスク(ここでは失敗という意味合いで)」を恐れて、何も行動しないで未来が変わる可能性は相当低いです。
というより、行動(チャレンジ)せずに何も変わりません。
「リスク」と上手に向き合い、仮に「失敗」を繰り返しても、その「失敗」かてに軌道修正して前進し続ければ、自分の理想の未来も近づいてくるものと、私は言い切れます。